ポケモントレーナー生活にかまけてPvPをほとんどやっていませんが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
バンガロールバグのことはさておき、
エーペックスレジェンズ:新年”ランクマ降格ルール”議論が開発者ツイートで白熱、「降格を恐れるようなプレイヤーは…」 | EAA!! FPS News(イーエーエー/いえぁ)
「ランク降格保護の撤廃」については以前から(一部で)議論がなされていましたが、今回公式見解?も出た事ですし個人的所感を述べようかと。
ランク降格保護の是非については、結論から言うと公式に賛成の立場(あった方が良い)です。
1 そもそもの話
エーペックスレジェンズ:今のランクマは楽しくない? 「単なるカジュアルの延長」「もっと高難度に」とプロ指摘 | EAA!! FPS News(イーエーエー/いえぁ)
これですね。ご意見番みたいになっているTSMのプロゲーマーImperialHALを始め、一部のプロ、ストリーマー界隈から
・ランク降格保護を廃止すればプレイヤーが白熱してランクマッチが面白くなる
・ランク降格保護があるせいでtroll行為やたまたま昇格できたプレイヤーにより面白みがなくなる
みたいな話があった、らしいですね。
その議論の流れに対し、今回公式、というかRespawnのデザイナーから反論がなされた、という流れ。公式側の反論については、
・ランク降格保護を廃止したら降格を恐れるプレイヤーがランクやらなくなる(昇格への意欲<降格への恐怖
・trollや質の低いプレイヤーはマッチメイキングによる問題でランク降格保護を廃止しても変わらない
一刀両断って感じ。
ざっくりと記述したので詳細を知りたい方は両方の元記事を参照のこと。
2 所感
「降格を恐れるようなプレイヤーは、そもそも目標ランクに到達したらプレイを止めてしまう」というのはまさにその通りだと思います。昇格への意欲がずっと続くなんてプロやストリーマー等一部のガチ勢のみじゃないのかな、という気もします。
以前、渋谷ハル氏が配信で述べていた「マスタータッチしたらそれでランクマッチをやめてしまう人が多い」という話がありました。でも正直昇格への意欲ってこんなもんよね。
仮にランク降格保護を廃止したら、目標のランクに到達した後は降格が嫌なのでやめるプレイヤーがさらに増え、スプリット中後半からのマッチメイキングにさらなる影響が出そうな気がします。そうなったら困るのは人口の少ない上位ランカーでは、と。
プロ同士の試合とまではいかなくとも、それに迫るようなレベルの高いマッチがしたい、という気持ちは分からなくもないですが、プロなんてプレイヤー人口のほんの一握りで、そこまでガチでやりたいプレイヤーがどれだけいるか、という話。
そんなに競技性の高いゲームがしたければCOD4のpromodみたいにカスタムマッチ内でやっていれば良いんじゃないかなーと個人的には思います。
競技性の高さとゲームタイトルの息の長さは比例しませんけどね、多分。
3 ついでにバトロワ終末論を感じた話
1の項目で引用した記事中のこの部分
Nokokopuffs:エーペックスのランクマはもう本当に楽しくない。配信のためだけにやってるよ。文字通りコンテンツは何もないし、ただ乗り込んで、何も考えずにプレイして、レヴナントやオクタンを使って、漁夫とその漁夫とそのまた漁夫をさばきながら、どうすれば楽しくなるのかを探すのに苦労してる。最近思ったことをちょっと言ってみただけ。
同じくApexのプロ選手の話だそうですが、
この記事を見た時に似たような印象を受けました。
要は、ランクマッチで勝つためのプロセスに楽しみが見出せない/楽しくないというのが両者から共通して感じた点です。
複数チーム(or個人)がそれぞれ敵となるバトロワというジャンルにおいて、自分がコントロールできる余地が非常に少ない、というのは個人的につまらない点の一つだと思っています。
自分が相手に影響を与えられる余地が少ないということは、その分運次第になる、という事になりますし。
そこはゲームシステム云々、というよりバトロワの限界なのでは、と思います。
1対1(単位がチームにせよ人にせよ)と違い、1位以外のプレイヤーに与える敗北感が薄い(負けたけど○位までいけたからまぁ満足かな、的な感じ)のがApexを始めとしたバトロワが人気である理由なのかなと思っています。
これはある種のハードルの低さ=参入のしやすさだと思うので、バトロワ人気はしばらく続くのかなと思っていますが、今は一部の上位勢が感じている上記の「つまらなさ」を感じ始めるプレイヤーが増えてくると、バトロワというゲームジャンルが衰退してくるのでは、と勝手に思っています。
クッソ適当な〆ですがこんな感じです。